フラーレン
ノーベル賞を受賞したアメリカの化学者フラーが発見したことから、それにちなんでこの名前が付けられました。ダイヤモンドと同じ炭素のみから構成される物質で、非常に小さいサッカーボール状に連なった形をしています。
エイジングケアで脚光をあびたのは、何といってもその抗酸化作用にあるでしょう。ビタミンＣの125倍と言うから驚きです。肌トラブル最大の原因であるターンオーバーを正常なサイクルへ導いて、シミの素となるメラニンの発生を抑え、加齢による肌の老化や乾燥を防いでくれます。すぐれた抗酸化作用は、毛穴の黒ずみを解消し、吹き出物や大人ニキビの悩みも解決してくれるのでした。
さらには、コラーゲンの生成を促進する効果がプラセンタの800倍もあるため、次々に新たなコラーゲンを作り出して、内側から肌肌を支える強力なハリツヤのサポーターとなってくれるのです。スキンケアの主役として、今や業界やメディアから大注目されているのでした。
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UV（紫外線）対策
気をつけたいのは使用量。どんな日焼け止めを使うにしても、塗りむらがあったり、決められた使用量を守らなかったりすれば、正しいUV対策をしているとは言えません。「気休め」にならないよう、基本をおさらいしておくましょう。
- 日焼け止め化粧品の適量を手のひらへ。適切な量を使わなければ、UVカットの効果はありません。
- 二本くらいの指先（中指と薬指）で、まずは顔全体に隙間なくのばして下さい。メンドウでも塗りむらがあれば、その部分だけがシミになる可能性があります。クセのようなもので、いつも同じ場所が塗られていないことが多いのです。
- 次に、日焼けしやすいとされる頬骨や鼻のあたりに重ね塗りをしていきます。この場所が張り出しているためで、丁寧にカバーして上げて下さい。
- UV対策の仕上げは、パウダーファンデーションです。ただ、１～２時間ほどの外出であれば、ファンデーションだけでもかまうません。もしあなたが敏感肌なら、より刺激の少ないルースパウダー（粉おしろい）を試してみても良いでしょう。
- 長時間の外出や汗をかいた時など、化粧くずれしてきた場合はきちんと塗り直しておいて下さい。UV対策に油断は禁物です。
※但し、真夏の海水浴や冬のスキー場など、強烈な紫外線をあびる際などは要注意です。ノーマルの肌ならSPF50・PA+++、敏感肌でも SPF30・PA++の高レベルの化粧品がおすすめです。もちろん無添加のものを選びたいところですが、１～２日の使用であれば、吸収剤入りのものでも良いとされています。
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ハト麦とヨクイニン
ハト麦は、アジアの熱帯地方が原産とされる、高さが約1.5メートルほどになるイネ科の一年草です。ジュズダマに似ていて、細長い葉が互生し、夏から秋にかけて、雌花と雄花との穂がつくきます。堅い実は暗褐色。種子が漢方では、薏苡仁(ﾖｸｲﾆﾝ)と呼ばれ、飲み薬の健胃薬として用いられて来ました。
国内では、皮膚科などで処方されるヨクイニンとして知られており、イボの治療などで保険適応されています。ハト麦には、昔から肌をキレイにする効果があると言われていて、イボとりの他、ニキビケアやアトピーの改善、シミ、ソバカス、鮫肌などへの効果も高いとされています。最近は、化粧水などにもハト麦のエキスが使われるようになりました。
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スティンギングテスト
スティンギング（stinging）は「ピリピリ・ヒリヒリ・チクチク感」を意味していて、ステンギングテストとは、「ピリピリした刺激が起こらない」ことを確認するための検査です。持続的なかゆみや浮腫のような炎症性の反応ではなくて、化粧品をつけた直後の一過性で消える肌の反応の有無を調べるというのが目的です。スティンギングは、主観的な刺激で、目で見て分かるような炎症を伴わないため、ヒトパッチテストでは評価することが困難なのでした。
敏感肌の人が被験者として選ばれます。スティンギングテスト（顔面皮膚刺激感試験）では、被験者の顔に対象となる化粧品を塗布して、ピリピリ感や不快に感じる症状があるかどうかを自己申告してもらい、製品のスティンギング発性の有無を判定します。この判定にパスすれば、敏感肌の人でも安心して使えると言うわけです。体調や季節によって、普段は何も刺激を感じない化粧品から、急に不快な刺激を感じるようになったり、他の製品を使ってもピリピリ・ヒリヒリするくらい敏感肌になっていることもあります。こうした場合も、「スティンギングテスト済み」と表示されているものを選ぶと良いでしょう。
ただ、スティンギングテストそのものには、公的なガイドラインや認証機関はありません。あくまでメーカー自身の判定ですので、客観的な保証を伴うテストでないことも承知しておいて下さい。
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ルイボス茶
ルイボスとは「赤いかん木」を意味していて、私たちが耳にするルイボスティーは、南アフリカ原産の「アスパラサス・リネアリス」と言う植物の葉や枝を乾燥・発酵させて作る健康茶のことでした。現地では、不老不死の薬とされています。
もともと植物には、自らを紫外線から守るためのバリアとして、抗酸化作用のあるポリフェノール（色素）が体の表面に含まれています。特にルイボスに含まれている抗酸化成分は強力で、そのフラボノイド（ポリフェノールの一種）に、ウイルス性の疾患を予防する効果のあることが分かってきました。タイの実験では、エイズウイルスを対象に明らかにされています。また、がんの原因と言われる活性酸素の撃退にも、高い効果を発揮することが広く知られるようになりました。
何より、細胞を活性化させる作用があるために、近年では育毛剤などへもも応用され、代謝を促進することから、燃焼系のダイエットでは常に注目をあびる存在となっています。
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亜麻仁オイルとは？
亜麻（アマ）という植物の種子から圧搾法で採油する、乾燥性の黄色い脂肪油のことです。常温では固形化するため、有機溶媒で溶かして使います。不飽和酸を多量に含含んでいます。
亜麻仁油に多く含まれるα-リノレン酸(オメガ3)は体内で合成することができない必須脂肪酸で、私たち肌や粘膜に作用して細胞を正常に機能させる働きがあるのでした。
α-リノレン酸には、ニキビや乾燥を防ぐ美肌効果があります。水分の蒸発を抑制して、抗炎症作用とターンオーバーを促す作用が、肌の老化を予防して加齢によるトラブルを改善してくれるのです。
また、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪の増加を抑え、血流を良くする効果があるため、体内の代謝を高めて脂肪を燃えやすくしてくれます。他にも、アレルゲンの一つ、リノール酸へのアレルギー反応を抑制したり、脳と神経のやりとりをサポートして、リラックス効果も与えてくれるのでした。ストレスの緩和、うつの予防に役立ちます。
それ以外にも、｢亜麻仁｣に含まれる食物繊維は、水溶性・不溶性の両方を含んでいるおかげで、腸内の老廃物や余分な糖を吸収して、油分によって柔らかくした便と共に排泄してくれます。血糖値の上昇を抑え、腸内フローラに善玉菌を増やしてくれるのでした。
さらに、亜麻仁油の元である｢亜麻仁｣のリグナンという成分には、強い抗酸化作用があるため、免疫力を高めたるアンチエイジングをサポートすてくれます。血液サラサラ効果で代謝を促進するので、ダイエットにダイエットでの利用にも、大変に注目をあびているのでした。
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黒酢とは？
黒酢が黒褐色をしているのは、含有しているアミノ酸が他の食酢と比較して非常に多いためで、熟成させる貯蔵の過程などで褐変反応を起こして黒褐色へと変化するのです。使われる原料によって「米黒酢」と「大麦黒酢」に大別されています。黒酢に含まれる有効な成分の量も、この原材料や熟成期間・熟成方法によって差異が生じるのでした。
黒酢は穀物酢の一種ですが、「米（玄米）に大麦または小麦のみを加えたものを原材料としたもので、穀物酢1リットルに対して原材料が180g以上使用されており、発酵や熟成によって褐色または黒褐色になったもの」とJASの規格で定められています。
黒酢の主成分の酢酸は、私たちの体内でクエン酸に変化して、疲労の原因と言われる乳酸を分解してくれます。また体内で生成できない9種類の必須アミノ酸のうち、通常は、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、バリン、メチオニン、トリプトファン、トレオニン、の8種類を含んでいます。
他にも、腸内フローラを整えてくれる有機酸（フマル酸・リンゴ酸・コハク酸など）が、カルシウムの吸収もサポートしてくれます。日々の代謝に欠かせないビタミンＢ群や、ミネラルも豊富に含有しているのでした。
ちなみに「醪（ﾓﾛﾐ）」とは、醸造過程で原料の米（玄米）をこしていない状態をさしています。一般的な黒酢が刺激の強い酢酸であるのに対して、この醪を使ったものはクエン酸で、飲みやすいまろやかな味となるのが特徴です。
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