ハト麦とヨクイニン
ハト麦は、アジアの熱帯地方が原産とされる、高さが約1.5メートルほどになるイネ科の一年草です。ジュズダマに似ていて、細長い葉が互生し、夏から秋にかけて、雌花と雄花との穂がつくきます。堅い実は暗褐色。種子が漢方では、薏苡仁(ﾖｸｲﾆﾝ)と呼ばれ、飲み薬の健胃薬として用いられて来ました。
国内では、皮膚科などで処方されるヨクイニンとして知られており、イボの治療などで保険適応されています。ハト麦には、昔から肌をキレイにする効果があると言われていて、イボとりの他、ニキビケアやアトピーの改善、シミ、ソバカス、鮫肌などへの効果も高いとされています。最近は、化粧水などにもハト麦のエキスが使われるようになりました。
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